黒木碁石店

駒師 勝月作 御蔵島本黄楊 斑入り 峯書 彫り埋め将棋駒 SKM-403-SGHU-MM-01F-01 410-RC-14

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駒師 勝月(しょうげつ)作 御蔵島本黄楊 斑入り 峯書(ふいり みねしょ) 彫り埋め将棋駒です。

作者の駒師『勝月』は、現代の名人5名と評されている駒師『富月』に師事し、駒づくりを学んだ駒師です。
駒師『勝月』は、特に「深彫り」を得意とし、主に彫り駒、彫り埋め駒を中心とした駒製作をしている駒師です。

こちらの駒は、斑入りの島黄楊木地に流れるような草書の文字が丁寧に彫りこまれ、さび漆で埋めて仕上げた「彫り埋め駒」です。

*こちらの彫り埋め駒には、「左馬」の根付けが1つ付属しています。
左馬「左馬(ひだりうま)」について
「左馬」の意味には諸説ありますが、馬は元来、左から乗る動物で、右から乗ると馬はつまずいてころぶという習性をもっています。
そうした馬の習性から「長い人生をつまずくことなく過ごすことができ、福を招くめでたいもの」として、「馬の字を逆に書いた左馬」は商売繁盛の守り駒とされ縁起の良い招福の駒とされてきました。
また、客商売をする人にとっては千客万来の招福駒ともされています。

木地:御蔵島産 本黄楊(みくらじまさん ほんつげ)/御蔵島(みくらじま)は、伊豆諸島中部に位置する東京都の島嶼部(とうしょぶ/大小さまざまな島がある地域)に位置する島で、この島の土壌や気候下で生長した黄楊材の木質が駒材に適しており、薩摩黄楊と並んで最も評価の高い黄楊材産地です。
『御蔵島産 本黄楊』は、素材の木地の色艶、触り心地、重さ、質感の全てにおいて、駒の素材として最高の素材です。

斑(ふ):『斑(ふ)』は、『杢(もく)』と同じように、木材の成長過程で生育環境の影響などによって、局部的なねじれや湾曲、枝分かれ、根に近い部分などに稀に現れる複雑な木目模様や素材のことです。
斑は、一つとして同じものの無い希少価値・審美的価値、優れた装飾性から評価が高く、高価値の素材です。

書体:峯書(みねしょ)/「三大書体」と言われるほど将棋駒の書体として代表的な「錦旗、水無瀬書、菱湖書」は、文字をあまり崩さず省略しないため、読みやすい書体です。
一方、『峯書』は、三大書体と比較すると流れるような曲線で省略化した文字が特長の書体です。
その特長が特に現れているのが、「飛車」の成駒(裏側)の「龍王」、「銀将」の「銀」の文字で、その美しさこそが『峯書』の最大の魅力といっても過言ではありません。
*画像をご確認ください。

彫り埋め駒/『彫り埋め駒』は、駒一つ一つの文字を丁寧に手彫りした後、彫った部分をさび漆で埋めます。
十分に乾燥させた後、駒表面を磨き上げて仕上げた駒です。
駒表面には凹凸が無く、滑らかな手触りです。
一見すると書き駒のように見えますが、彫ってから埋める手法の場合、彫った文字がそのまま出るため高度な彫りの技術を要する手法です。
盛り揚げ程ではありませんが、彫り埋め駒も価値・評価が高く価格もやや高額となります。
*「駒の製造工程」については、画像でご確認いただけます。
富士駒の会/静岡県富士宮市を拠点に活動している駒師『富月(ふげつ)』が主宰している将棋駒の駒師育成会です。
駒師『勝月』(しょうげつ)は、現代の名人5名と評されている駒師『富月』に師事し、駒づくりを学んだ駒師です。
また、『勝月』は富士駒の会の初代会長でもあります。
駒師 勝月 特に「深彫り」を得意とし、主に彫り駒、彫り埋め駒を中心とした駒製作をしている駒師です。


駒師 勝月(しょうげつ)作 御蔵島本黄楊 斑入り 峯書 彫り埋め将棋駒
製品No.:SKM-403-SGHU-MM-01F
桐製平箱入り
*こちらの彫り埋め駒には、「左馬」の根付けが1つ付属しています。

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