黒木碁石店

『リニュアル2周年記念 SALE』 406-NSGS-01 『津軽塗 七々子塗』仕上げ 囲碁4点セット

¥699,900 ¥1,016,500

税込み 送料計算済み チェックアウト時

特別に製作していただいた伝統工芸『津軽塗 七々子塗(つがるぬり ななこぬり)』仕上げの碁笥、碁盤と厳選雪印、西陣織碁笥袋の囲碁4点セットです。

「下地19工程、七々子塗27工程、上塗(仕上げ塗り)」という非常に手間と時間をかけて製作された特別誂えのセットです。

特別誂えの「津軽塗 七々子塗セット」を期間限定・1セット限り
定価1,016,500円 ⇒『リニュアル2周年記念 SALE』価格699,900円 (316,600円OFF)
*6/28~7/28の期間限定です。

こちらのセットの碁笥と碁盤の七々子塗は、漆黒の中に深い緑色の七々子模様が浮かび上がり、光沢のある表面の輝きと滑らかな手触りが見る者の心を惹きつけて止みません。
また、碁笥の内側は鮮やかな朱塗り仕上げで外側の七々子塗との色の対比も美しい逸品です。
漆を数十回塗り重ねているため、持った時の重量感も増しています。

*盤の底面の漆仕上げにキズがあります。
*画像をご確認ください。

■碁盤
碁盤は、特別に製作していただいた伝統工芸『津軽塗 七々子塗(つがるぬり ななこぬり)』仕上げの新榧製卓上碁盤です。
*両木口、両側面の4面が『津軽塗 七々子塗』仕上げ、底面は漆黒の漆仕上げです。
素材は狂いの少ない新榧材です。
厚さは約60㎜です。
*盤の底面の漆仕上げにキズがあります。
*画像をご確認ください。

■碁石
碁石は厚味が10.7mm、厳しい選別基準をクリアしたはまぐり碁石『厳選雪印 38号』です。
もっとも美しい縞目と無垢の白さを誇る『厳選雪印』は、別格の高級感と重厚感があり、蛤碁石の感触と打ち心地を存分に堪能できる逸品です。
『蛤碁石(はまぐりごいし』は、蛤の貝殻を原料として製作された白い碁石です。
『厳選』は、業界で最も厳しいと自負する選別基準をクリアした碁石だけが冠することのできる品質の証です。
日本で唯一、宮崎県日向市でしか作られていない「はまぐり碁石」。碁石づくり100年を超える黒木碁石店の伝統工芸士が、一粒一粒丁寧に仕上げました。
はまぐり碁石は、至極の手触り、打ち味を存分に堪能できる逸品です。
はまぐり碁石の製作は、20以上の製造工程を経て1粒1粒職人の手で製作されています。蛤の貝殻から製品になるまでに、おおよそ2~6ヶ月の時間を要します。
100年以上の年月、脈々と受け継がれてきた碁石づくりの技、碁石づくり伝統工芸士が削り出す碁石の輝きを是非とも体感してください。
*当店が製造した碁石1粒1粒には、ブラックライトで照らした時に浮かび上がる印字(ナンバリング)が施されています。
『ナンバリング=黒木碁石店』の証であり、品質管理・保証の証です。
『厳選 蛤(はまぐり)碁石 雪印』は、品質、グレード共に最上級の蛤碁石です。
品質:厳しい選別基準をクリアした、ほとんどキズの無い最上級品質の碁石です。
グレード(縞目):縞目が全体の8割以上に通っている最上級グレードです。
「はまぐり碁石厳選雪印38号」は、厚さ10.7mmのしっかりとした厚みで高級感と重厚感があり、はまぐり碁石の感触と打ち心地を存分に堪能できる逸品です。
*縞目サンプル画像をご確認ください。
*メキシコ産蛤貝殻を原料とする碁石では最も価値の高い碁石です。
*碁石の白石の原料にはメキシコ産はまぐり貝殻を、黒石の原料には三重県熊野市産 那智黒石を使用しています。
*那智黒碁石も付属しています。

■碁笥
碁笥は、特別に製作していただいた伝統工芸『津軽塗 七々子塗(つがるぬり ななこぬり)』仕上げの碁笥です。
碁笥の内側は鮮やかな朱塗り仕上げです。
木地は桜材を使用しています。
*西陣織碁笥袋付きです。

伝統工芸『津軽塗 七々子塗』とは、青森県で三百年以上も変わることなく受け継がれてきた漆塗りの伝統技術です。
漆を数十回塗り重ねた後、研磨仕上げを施すことによって深く味わいのある模様に仕上がります。
津軽塗には、代表的な4種類の技法(唐塗、七々子塗、錦塗、紋紗塗)があり、『七々子塗』はその技法のひとつです。
『七々子塗』最大の特徴は、模様をつけるために菜の花の種を蒔き付けることです。
菜種による小さな輪紋の集まりが魚の卵を連想させることから、「七子」「魚子」「菜々子」「斜子」などの文字が当てられています。

技法的には、『髪漆<きゅうしつ>』という研ぎ出し塗りで、漆を数十回塗り重ね、研磨仕上げを施す伝統技術です。
この技法は、塗装の上に模様を描く手法ではなく、何度も塗っては磨いてを繰り返す事で下地の模様を浮かび上がらせるため、下地から現れる模様の奥行きと繊細ながら力強い模様が特徴です。
工程は、下地19工程、七々子塗27工程、上塗(仕上げ塗)という非常に手間と時間が必要な技法です。
*各工程の詳細は、「津軽塗 七々子塗の工程」をご覧ください。
<下地>
1 木地磨き 木地表面を研磨紙で整える
2 木地固め 下地漆を摺り込む
3 刻苧(こくそ)彫り 刀で合わせ目を彫る
4 刻苧(一回目) 刻苧漆を付ける
5 刻苧(二回目) 刻苧漆を付ける
6 刻苧はだけ 刻苧鉋・荒砥で研ぐ
7 布つもり 布着用の布を裁断
8 布着せ 布を糊漆で貼る
9 布払い 余分な布を取り除く
10 くくり地付け 地漆を付ける
11 くくり地研ぎ 荒砥で研ぐ
12 地付け 地漆を付ける
13 地磨き 荒砥で研ぐ
14 切粉地付け 切粉を付ける
15 切粉地磨き(きりこじみがき) 細目の荒砥で研ぐ
16 錆付け(さびつけ) 錆漆を付ける
17 扱き錆(こきさび) 細目の金剛砥石で研ぎ、錆漆を付ける
18 錆研ぎ 赤砥、名倉砥で研ぐ
19 中塗掛け 模様付けをしない箇所(重箱の裏、裏面等)に中塗漆を塗る

<七々子塗>
1 中塗 錆研ぎ面に中塗漆を塗る
2 中塗研 砥石で研ぐ
3 種漆塗 種漆を均一に塗る
4 種蒔 塗布した面に菜種を蒔く
5 種はぎ 菜種の実を篦で剥ぐ
6 殻取 剥ぎ損なった実の殻を取り除く
7 種研 砥石で研ぐ
8 上げ塗 地色となる彩漆を塗る
9 荒研 種研より細目の砥石で輪紋を研ぎ出す
10 扱き塗(一回目) 上げ塗で使った漆を篦を用いて扱くように塗る
11 扱き研 砥石で平らに研ぐ
12 扱き塗(二回目) 細目の砥石又は、耐水研磨紙(#800〜1,000)で平らに研ぐ
13 中研 砥石で平らに研ぐ
14 扱き塗(三回目) 上げ塗で使った漆を篦を用いて扱くように塗る
15 仕上げ研 細目の砥石又は、耐水研磨紙(#800~1,000)で平らに研ぐ
16 炭はぎ下 摺り漆で固める
17 炭はぎ 炭・耐水ペーパー(#1,200〜1,500)で平らに研ぐ
18 千遍下(2〜3回) 漆の吸い込みが止まるまで摺り漆をする
19 千遍こぐり 油砥の粉で細かい傷をとる、胴摺りとも云う
20 摺漆 生漆で擦り込み拭ききる
21 重ね摺 和紙で拭き上げる
22 艶付(一回目) 艶粉(チタン粉)やコンパウンドで磨く
23 摺漆 生漆で擦り込み拭ききる
24 艶付け(二回目) 和紙やガーゼで拭き上げる
25 摺漆 生漆で擦り込み拭ききる
26 仕上げ艶 艶粉(チタン粉)やコンパウンドで磨く
27 七々子塗完成

伝統工芸『津軽塗 七々子塗(つがるぬり ななこぬり)』仕上げの碁笥、碁盤と厳選雪印、西陣織碁笥袋の囲碁4点セット

『津軽塗 七々子塗』仕上げ 卓上碁盤
素材:新榧材製 厚み:約60 ㎜

『津軽塗 七々子塗』仕上げ 碁笥
素材:桜材製
*西陣織碁笥袋付きです。

碁石:日向特製蛤碁石 厳選雪印 38号
厚み:38号(10.7 mm)
はまぐり白碁石180粒、那智黒碁石181粒、専用桐箱、布袋(白石・黒石各1枚)、スペア碁石(白・黒2粒ずつ)、保証書
*白石はメキシコ産の蛤貝殻、黒石は三重県熊野産の那智黒石で作られた碁石です。


日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
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天然の木材を使用しておりますので、小さなハブシやフシ、入り皮、小さなキズやヘコミ、色シミ、辺の小さな欠けなどの瑕疵がある場合がございます。
可能な限りテキストや画像でご案内しておりますが、表示されてない場合もございます事をご了承ください。

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