黒木碁石店

日本産本榧 卓上将棋盤 1.9寸 2枚接ぎ No.86163

¥37,500

税込み 送料計算済み チェックアウト時

日本産本榧の1.9寸 柾目 2枚接ぎ 卓上将棋盤です。

榧特有の柔らかい木色と美しい木目で、指し味を存分に堪能できる逸品です。
目盛りは国産本漆を使用した太刀盛りで素晴らしい仕上がりです。
盤材として最高級とされる榧の盤ですが、国産榧材の確保は年々困難になり、今後ますます希少価値が高まっていくと思われます。

明るい木色で、天面は木目が細くまっすぐに通った、美しい盤です。
底面、側面にうすい色シミがございます。
底面にハブシがございます。
*画像をご確認ください。
盤の素材として木材が使われるようになって以来、様々な種類の木材を盤の素材として使用してきた歴史において、「榧(かや)」という素材は、碁石の打ち味、ほどよい弾力性・美しい木目・色艶・芳香にいたるまで、碁盤・将棋盤材として最高の素材です。
榧は産地によって、主に九州南部・宮崎の山間部で伐採された『日向榧』、日向榧以外の日本産の『日本産本榧』、主に中国雲南省産の『中国産本榧』があり、一般に『日本産本榧』『中国産本榧』の順に良いとされています。
日本産榧と中国産榧の大きな違いは、成長した環境による木質の違いです。
日本産榧は比較的明るく黄色味が強い木色の傾向であることが多く、木の香りも異なります。好みにもよりますが、一般的には日本産榧の方が中国産榧よりも高く評価されている事や、素材の希少性によって、価値・価格も日本産榧の方が高い傾向にあります。
しかし、原木の伐採が禁じられている現在では、樹齢を重ねた大きな径の榧原木はほとんど市場に出てきません。そのため、榧材の確保は年々困難になり、日本産の『本榧盤』の希少性は年々高まってきています。

将棋盤については、「盤の選び方」で詳しく説明いたしております。是非ご覧ください。
盤を製作する際に1枚の板で製作することができればいいのですが、素材自体が1枚盤が取れない直径の場合や、様々な理由で1枚の板で盤製作ができない場合に、木材を接ぎ合わせて盤を製作することがあります。
このようにして製作された盤が『接ぎ盤(つぎばん、はぎばん)』です。
『接ぎ盤』にもいくつか種類があり、接いでいる木材の数が少ない方が木の色や木目にばらつきが少ないことから「価値の高い盤」とされています。
接ぎ盤製作の際には、木色、木目ができるだけ近い素材を組み合わせて、できるだけ違和感の無い様に製作します。
そして、できるだけ継ぎ目の上に目盛りが入るように計算して接合しています。(そうでない場合もございます)

実は、1枚盤と比較して価値がやや落ちる接ぎ盤の方が手間暇をかけて製作しています。
また、『接ぎ盤』にも利点があり、複数枚の材料を横並びに接合するため一つひとつの材料は幅が狭く反りにくいという特性があります。

「接ぎ盤」については、「盤の選び方」で詳しく説明いたしております。是非ご覧ください。
  • 商品詳細
    日本産本榧 卓上将棋盤 柾目 1.9寸 2枚接ぎ盤
    商品番号No.86163
  • サイズ(縦×幅×厚み)
    363 mm × 334 mm × 60 mm
  • 重量:約3.7 kg
  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。
天然の木材を使用しておりますので、小さなハブシやフシ、入り皮、小さなキズやヘコミ、色シミ、辺の小さな欠けなどの瑕疵がある場合がございます。
可能な限りテキストや画像でご案内しておりますが、表示されてない場合もございます事をご了承ください。


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