1200年の歴史が生み出す逸品 
京都「大西京扇堂」は、天保年間(一八三〇年~一八四三年)創業と伝わっており、 現当主は九代目を襲名。

当時は屋号を「大和屋」と称し大和屋庄兵衛を名乗っていました。
その後、明治期になって「京扇堂」と改名しました。
古くより、東海道の終点三条大橋近くに位置し、妙心寺、知恩院、南禅 寺など各宗本山の御用達を務め寺院扇を納めるかたわら、内外観光客の多い立地のため舞や茶道、一般の扇子などあらゆる扇子を扱うようになりました。

現在も、京扇作りの職人が、代々受け継がれてきた職人の技で京扇子を作り続けています。