黒木碁石店

盤師 吉田寅義製作 ヒバ材製 卓上9路盤 四方柾 2.4寸 1枚盤 No.79042F

¥40,000

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盤師吉田寅義製作のヒバ材製 卓上9路盤 四方柾 2.4寸 1枚盤です。

盤師吉田寅義製作の証「一如 作」揮毫入りです。
目盛は国産本漆を使用した太刀盛りで素晴らしい仕上がりです。
吉田寅義特有の細く繊細な線が上品さと美しさを醸し出しています。
9路盤は厚さはそのままで縦横比が通常の19路盤の約1/4スケールになるため、2.4寸(約74㎜)のしっかりとした厚みが重厚感を感じます。
*画像をご確認ください。

ご贈答品やコレクションとして。もちろん、実際の対局にもおすすめです。

ヒバ材製のほとんど瑕疵の無い美麗盤です。
4面の側面すべてが柾目木取りの盤です。
*画像をご確認ください。
創業1916年。盤作り一筋100余年、代々「盤師 吉田寅義」を襲名し、盤作りに全身全霊を注ぐ吉田碁盤店の盤師です。
長年に渡る修練と日々の努力の積み重ねによって作られた、盤師 吉田寅義製作の盤を是非ご覧ください。

ヒバ材は、日本国内のほぼ全域に見られるヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹ですが、「檜(ヒノキ)」とは異なります。
ヒバ材の木色は、黄白色の明るい色あいで、木目も細かく、見た目がきれいです。
特有の香りがあり、木質はやや軽軟で水湿に強い木材です。
打ち味は比較的良いですが、音の響きは控えめです。
ヒバ材は、樹脂成分の働きで腐敗しにくく水質にも強いため耐久性の高い木材として知られ、建築材や風呂桶、輪島塗の下地素材等で使用されている素材です。
明るく白っぽい木色で木目もあまり目立たないため、盤材として広く使われている素材です。
歴史的建造物の中尊寺金色堂にヒバ材が使われている事でも有名です。
ヒバ材は、水湿に強い木質のため建築用材や船舶材、土木材、枕木などに使われています。また。樹皮は火縄または縄としても使われていました。


碁盤については、「碁盤の選び方」で詳しく説明いたしております。是非ご覧ください。
『四方柾』(しほうまさ)という木取りは、 天面・底面・両木口(対局者が座る側の側面)・両側面に柾目*が通る理想的な木取です。
この木取りは、直径の大きな木材から木取りした場合だけに可能な木取りですので、『四方柾』=『直径が大きな木材を使用している』=『樹齢の長い木材から製作された盤』の証でもあります。
四方柾は盤の価値が最も高い木取りです。そのため、四方柾の榧盤は希少性が極めて高く、価格も高額な傾向にあります。

*柾目…木取り(切断面)の種類には、大きく分けて柾目(まさめ)と板目(いため)の2種類があります。
「切断面にまっすぐな木目が通っている。」これが柾目(まさめ)です。
したがって、碁盤の天面の木目が全てまっすぐ間隔を空けずに真っすぐ通っていれば「柾目(四方柾、天地柾、天柾、追柾等の総称)」です。
柾目の価値が高い理由は、板目と比較すると収縮差が小さく狂いが少ない事、一本の木からとれる数が限られており希少価値が高い事、そして、なんと言っても木目の美しさです。

一方、板目は山形や波、渦巻き、タケノコ模様など不規則な模様が現れます。これが板目(いため)です。
板目の場合は、柾目と比較すると収縮差がやや大きく、反りや狂いが生じやすい事がデメリットです。
このような板目ですが、不規則な模様の美しさを楽しめるというメリットもあります。
*木取りについては、「盤の選び方」で詳しく説明いたしております。是非ご覧ください。
「盤の選び方」はこちらから
  • 盤師 吉田寅義製作 ヒバ材製卓上9路盤 四方柾 2.4寸 1枚盤
    商品番号 No.79042F
  • サイズ(縦×幅×厚み)
    219 mm × 200 mm × 74 mm
  • 重量:約1.5 kg
  • 証明書付き
  • 日本国内一律送料1,000円、お買い上げ総額20,000円以上で送料無料
天然の木材を使用しておりますので、小さなハブシやフシ、入り皮、小さなキズやヘコミ、色シミ、辺の小さな欠けなどの瑕疵がある場合がございます。
可能な限りテキストや画像でご案内しておりますが、表示されてない場合もございます事をご了承ください。

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