書道家「岩尾諭志」制作　『龍字 神龍』（額装）

宮崎市在住で、「墨と筆で和紙に書す」に囚われず、「書」の可能性を拡げ追求し続けている書道家「岩尾 諭志（いわお さとし）」氏の作品です。
金箔地に、大胆且つ流れるような筆致で書された『龍』の一文字が、猛々しくも神々しく空に舞う『龍』を表現した作品です。
「龍」という書ではありますが、もはや「絵画」でもあり、龍の口からは咆哮が聞こえてきそうな迫力の作品です。

岩尾氏はこの作品制作について、「『書画同源』と言う言葉が有ります。書と絵画は本来、同じ根から発していると言う考え方です。
『龍』という漢字そのものを思うまま、感じるままに龍の姿に表現した作品です。
年始に向けて制作したので、額に太陽の輝きを表現として追加し、縁起良い物になる様にと願い書きました。」と語ってくれました。

作品は、タテ440㎜、ヨコ350㎜、濃墨を用いた作品で、木製パネルの額縁入りです。