黒木碁石店

盤師 三輪京司製作 中国産本榧 卓上9路碁盤 四方柾 1.9寸 1枚盤 No.78020

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盤師 三輪京司製作 中国産本榧 卓上9路碁盤 四方柾 1.9寸 1枚盤です。
盤師 三輪京司製作の証「渓峯」刻印入りです。
9路盤は厚さはそのままで縦横比が通常の19路盤の約1/4スケールになるため、しっかりとした厚みが重厚感を感じます。

ご贈答品やコレクションとして。もちろん、実際の対局にもおすすめです。

中国産本榧を9路盤に仕上げました。
底面、両側面にハブシの埋めがございますが、天面の木目が細くまっすぐに通った美麗盤です。
目盛りは国産本漆を使用した太刀盛りで素晴らしい仕上がりです。

底面、両側面にハブシの埋めがございます。
*画像をご確認ください。
創業1917年。三輪碁盤店は名古屋市で盤作りを始めて100余年の老舗碁盤店です。
初代:三輪三郎氏、二代目:三輪弥寿治氏、そして、現在は三代目三輪京司氏が日々盤製作に励んでいます。
号は『渓峯(けいほう)』。
元々、「箱火鉢(はこひばち)」職人であった初代三輪三郎氏は、囲碁と将棋が大好きだった縁もあって大阪の碁盤職人から碁盤・将棋盤づくりを習い、『三輪碁盤店』が誕生しました。
盤の素材として木材が使われるようになって以来、様々な種類の木材を盤の素材として使用してきた歴史において、「榧(かや)」という素材は、碁石の打ち味、ほどよい弾力性・美しい木目・色艶・芳香にいたるまで、碁盤・将棋盤材として最高の素材です。
榧は産地によって、主に九州南部・宮崎の山間部で伐採された『日向榧』、日向榧以外の日本産の『日本産本榧』、主に中国雲南省産の『中国産本榧』があり、一般に『日本産本榧』『中国産本榧』の順に良いとされています。
日本産榧と中国産榧の大きな違いは、成長した環境による木質の違いです。
日本産榧は比較的明るく黄色味が強い木色の傾向であることが多く、木の香りも異なります。好みにもよりますが、一般的には日本産榧の方が中国産榧よりも高く評価されている事や、素材の希少性によって、価値・価格も日本産榧の方が高い傾向にあります。
『中国産榧』は、日本産と比較すると赤味の強い木色や、木質、希少性等の面からやや低く評価される傾向にありますが、その分高品質な盤が比較的安価で販売されていることも多い素材です。

碁盤については、「碁盤の選び方」で詳しく説明いたしております。是非ご覧ください。
『四方柾』(しほうまさ)という木取りは、 天面・底面・両木口(対局者が座る側の側面)・両側面に柾目*が通る理想的な木取です。
この木取りは、直径の大きな木材から木取りした場合だけに可能な木取りですので、『四方柾』=『直径が大きな木材を使用している』=『樹齢の長い木材から製作された盤』の証でもあります。
四方柾は盤の価値が最も高い木取りです。そのため、四方柾の榧盤は希少性が極めて高く、価格も高額な傾向にあります。

*柾目…木取り(切断面)の種類には、大きく分けて柾目(まさめ)と板目(いため)の2種類があります。
「切断面にまっすぐな木目が通っている。」これが柾目(まさめ)です。
したがって、碁盤の天面の木目が全てまっすぐ間隔を空けずに真っすぐ通っていれば「柾目(四方柾、天地柾、天柾、追柾等の総称)」です。
柾目の価値が高い理由は、板目と比較すると収縮差が小さく狂いが少ない事、一本の木からとれる数が限られており希少価値が高い事、そして、なんと言っても木目の美しさです。

一方、板目は山形や波、渦巻き、タケノコ模様など不規則な模様が現れます。これが板目(いため)です。
板目の場合は、柾目と比較すると収縮差がやや大きく、反りや狂いが生じやすい事がデメリットです。
このような板目ですが、不規則な模様の美しさを楽しめるというメリットもあります。
*木取りについては、「盤の選び方」で詳しく説明いたしております。是非ご覧ください。
「盤の選び方」はこちらから
  • 商品詳細
    盤師 三輪京司製作 中国産本榧 卓上9路碁盤 四方柾 1.9寸 1枚盤
    商品番号:No.78020
    サイズ(縦 × 幅 × 厚み)
    221 mm × 206 mm × 58 mm
    重量:約1.3 kg
    証明書付き

  • 日本国内一律送料1,000円(お買い上げ総額20,000円以上で送料無料)
  • 天然の木材を使用しておりますので、小さなハブシやフシ、入り皮、小さなキズやヘコミ、色シミ、辺の小さな欠けなどの瑕疵がある場合がございます。
    可能な限りテキストや画像でご案内しておりますが、表示されてない場合もございます事をご了承ください。

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