黒木碁石店

盤師 三輪京司製作 日本産本榧卓上将棋盤 木裏 2.0寸 1枚盤 No.88001

¥78,000

税込み 送料計算済み チェックアウト時

盤師 三輪京司製作の日本産本榧卓上将棋盤 木裏 2.0寸 1枚盤です。
盤師 三輪京司製作の証「渓峯」刻印入りです。

木裏盤ですが、木目が細く美しい盤です。

木裏の1枚盤で、人気の高い厚味2寸前後の卓上将棋盤です。
現在、日本産榧材は枯渇していて原料の入手が非常に困難なため、木裏ですが1枚盤はとても希少です。
目盛りは国産本漆を使用した太刀盛りで素晴らしい仕上がりです。

天面、底面、両木口、片方の側面にハブシがございます。
片方の木口にシラタがございます。
天面、底面に入り皮の名残りがございます。
*画像をご確認ください。

木材の白肌、辺材、白材などと呼ばれている芯の色と比較して白い部分の事です。
樹木の表皮に近い部分なので、まだ新しい層です。
白太部分は、特に品質的に劣っているわけではありません。
創業1917年。三輪碁盤店は名古屋市で盤作りを始めて100余年の老舗碁盤店です。初代:三輪三郎氏、二代目:三輪弥寿治氏、そして、現在は三代目三輪京司氏が日々盤製作に励んでいます。号は『渓峯(けいほう)』。
元々、「箱火鉢(はこひばち)」職人であった初代三輪三郎氏は、囲碁と将棋が大好きだった縁もあって大阪の碁盤職人から碁盤・将棋盤づくりを習い、『三輪碁盤店』が誕生しました。

盤の素材として木材が使われるようになって以来、様々な種類の木材を盤の素材として使用してきた歴史において、「榧(かや)」という素材は、碁石の打ち味、ほどよい弾力性・美しい木目・色艶・芳香にいたるまで、碁盤・将棋盤材として最高の素材です。
榧は産地によって、主に九州南部・宮崎の山間部で伐採された『日向榧』、日向榧以外の日本産の『日本産本榧』、主に中国雲南省産の『中国産本榧』があり、一般に『日本産本榧』『中国産本榧』の順に良いとされています。
日本産榧と中国産榧の大きな違いは、成長した環境による木質の違いです。
日本産榧は比較的明るく黄色味が強い木色の傾向であることが多く、木の香りも異なります。好みにもよりますが、一般的には日本産榧の方が中国産榧よりも高く評価されている事や、素材の希少性によって、価値・価格も日本産榧の方が高い傾向にあります。
しかし、原木の伐採が禁じられている現在では、樹齢を重ねた大きな径の榧原木はほとんど市場に出てきません。そのため、榧材の確保は年々困難になり、日本産の『本榧盤』の希少性は年々高まってきています。

盤については、「碁盤の選び方」で詳しく説明いたしております。是非ご覧ください。
「木裏」という木取りは、天面に板目*が出る木取りの1つです。
木裏は、板目の中でも木材の中央(芯)側を天面に取った木取りです。
天面の両端に柾目、中央部分に楕円状のタケノコのような模様や不規則な模様の板目が出ます。板目の中では最も価値の高い木取りです。
*板目は天面に山形や波、渦巻き、タケノコ状の模様など不規則な模様が現れます。

盤については、「碁盤の選び方」で詳しく説明いたしております。是非ご覧ください。
  • 商品詳細
    盤師 三輪京司製作 日本産本榧 木裏 2.0寸 卓上将棋1枚盤
  • 商品番号 No.88001
    サイズ(縦 × 幅 × 厚み)
    370 mm × 340 mm × 63 mm
    重量:約3.4 kg
    証明書付き

  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。
  • 天然の木材を使用しておりますので、小さなハブシやフシ、入り皮、小さなキズやヘコミ、色シミ、辺の小さな欠けなどの瑕疵がある場合がございます。
    可能な限りテキストや画像でご案内しておりますが、表示されてない場合もございます事をご了承ください。

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