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11月17日 「将棋の日」特集 盤師 吉田寅義製作 日本産本榧 脚付将棋盤 木裏5.8寸 No.84002F 411-SBL-06

¥385,000

税込み 送料計算済み チェックアウト時

盤師 吉田寅義製作の日本産本榧 脚付将棋盤 木裏 3.9寸 *訳有品です。
盤師吉田寅義製作の証「一如 作」揮毫、落款入りです。

国産榧材は木材の入手が段々と難しくなってきているため、新規の盤製作は非常に難しく、直径の大きな木材が必要な脚付盤は木裏盤とはいえ特に希少です。
榧特有の柔らかい木色と美しい木目で、指し味を存分に堪能できる逸品です。
目盛りは国産本漆を使用した太刀盛りで素晴らしい仕上がりです。
吉田寅義特有の細く繊細な線が上品さと美しさを醸し出しています。

碁石・碁盤・駒・将棋盤・碁笥等の素材は、天然の原料を使用しているため、どうしてもキズやシミ、割れ、節などの瑕疵*(かし)によって正規品にならない製品もございます。
または、製造過程や保管時にキズが発生することもあります。瑕疵の程度が大きいものは製品になりませんが、多少の瑕疵をご理解いただいた上であればお得な製品を「訳有品」として販売しています。
製品ごとに可能な限り文章と画像で説明していますので、瑕疵の内容を十分ご理解頂いた上で是非ご検討ください。
*「瑕疵(かし)」…キズや欠点

国産榧材で高級感のある盤です。
木裏盤ですので、天面に板目部分がございます。
底面に閉じ割れがございます。
天面、底面、木口、側面に色シミがございます。
脚に小さなキズがございます。

*画像をご確認ください。
創業1916年。盤作り一筋100余年、代々「盤師 吉田寅義」を襲名し、盤作りに全身全霊を注ぐ吉田碁盤店の盤師です。
吉田寅義製作の盤にはその証として、「一如(いちじょ)」の揮毫(きごう)が入っています。
この「一如」という言葉は「物心一如(ぶっしんいちにょ)」を由来とし、「盤作りにおいては、盤と心が一体でなければならない。」という信念が込められています。
故に、「盤と心が一体となって作り上げた盤である証」として「一如」という揮毫が入っているのです。
長年に渡る修練と日々の努力の積み重ねによって作られた、盤師 吉田寅義製作の盤を是非ご覧ください。

「木裏」という木取りは、天面に板目*が出る木取りの1つです。
木裏は、板目の中でも木材の中央(芯)側を天面に取った木取りです。
天面の両端に柾目、中央部分に楕円状のタケノコのような模様や不規則な模様の板目が出ます。
板目の中では最も価値の高い木取りです。
*板目は天面に山形や波、渦巻き、タケノコ模様など不規則な模様が現れます。


「木取り」については、「碁盤の選び方」で詳しく説明いたしております。是非ご覧ください。
「榧(かや)」という素材は、碁石の打ち味、ほどよい弾力性・美しい木目・色艶・芳香にいたるまで、碁盤・将棋盤材として最高の素材です。
榧は産地によって、主に九州南部・宮崎の山間部で伐採された『日向榧』、日向榧以外の日本産の『日本産本榧』、主に中国雲南省産の『中国産本榧』があり、一般に『日本産本榧』『中国産本榧』の順に良いとされています。
日本産榧と中国産榧の大きな違いは、成長した環境による木質の違いです。
日本産榧は比較的明るく黄色味が強い木色の傾向であることが多く、木の香りも異なります。
好みにもよりますが、一般的には日本産榧の方が中国産榧よりも高く評価されている事や、素材の希少性によって、価値・価格も日本産榧の方が高い傾向にあります。
しかし、日本産の榧材は、多くの山で原木の伐採が禁じられていることで、樹齢を重ねた大きな径の榧原木はほとんど市場に出てきません。
そのため、榧材の確保は年々困難になり、日本産の『本榧盤』の希少性は年々高まってきています。


「盤の素材」については、「碁盤の選び方」で詳しく説明いたしております。是非ご覧ください。
  • 盤師 吉田寅義製作 日本産本榧 脚付将棋盤 木裏3.9寸 *訳有品
    商品番号:No.84002F
    サイズ(縦×幅×厚み×脚):370 mm × 336 mm × 120 mm × 90 mm
    重量:約7.2 kg
    布カバー、桐蓋付き
    証明書付き
  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。
天然の木材を使用しておりますので、小さなハブシやフシ、入り皮、小さなキズやヘコミ、色シミ、辺の小さな欠けなどの瑕疵がある場合がございます。
可能な限りテキストや画像でご案内しておりますが、表示されてない場合もございます事をご了承ください。


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