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懐志作 銘木 「鉄刀木(たがやさん)」製 千筋(せんすじ)碁笥 超特大

¥445,000

税込み 送料計算済み チェックアウト時

あまり市場に出ていない珍しい素材の碁笥です。
珍しい碁笥をお探しの方、他人とは違う碁笥をお探しの方などにおすすめです。


木工挽物職人 懐志製作の「鉄刀木(たがやさん)」製 千筋(せんすじ)碁笥です。
36号~42号くらいまでの碁石が入ります。

唐木三大銘木の一つ、「鉄刀木(たがやさん)」材製 千筋(せんすじ)の銘木碁笥です。

落ち着いた木色と美しい木目で、重厚感のある碁笥です。
木材をろくろ(轆轤)や旋盤で加工し、椀、鉢、盆など円形の器物をつくる挽物(ひきもの)の技法「千筋」で製作された鉄刀木製碁笥です。
*現品限りです。

◎「懐志」の碁笥製作の動画をご覧いただけます。
ぜひ、ご覧ください。


寛政年間(1790年頃)創業の老舗
木工挽物の老舗「懐志」は、寛政年間(1790年頃)に創業。
創業当初は、挽物師としてお盆や皿などの食器を製作していましたが、その後、碁笥製作を依頼された事をきっかけに、碁笥専門の挽物師となりました。
「懐志」という言葉には、「代々受け継がれてきた技と、誠心誠意碁笥作りに励むことを忘れず、志高く己の懐にその思いを刻む」という思いが込められています。
現在は、碁笥作り一筋六十五年の四代目が、日々碁笥製作に精進されています。

四代目「懐志」の碁笥作りの真骨頂は、素材である「木」の美しさを最大限に引き出し、実用性と芸術性を兼ね備えた碁笥作りにあります。
一つ一つの素材と向き合い、指先と掌に伝わる感触を確かめながら、木材を碁笥へと生まれ変わらせていきます。
そして、その証が碁笥の底面に刻まれた「懐志」の刻印です。

碁笥作りの道具はすべて手作り。
必要な道具は、自身で鉄を鍛えてカスタマイズします。
*画像をご確認ください。

「鉄刀木(たがやさん)」は、マメ科の広葉樹で、唐木のひとつであり銘木として知られています。
名前に「鉄・刀」が入っている通り、非常に堅く重い木です。

「唐木三大銘木」とは?
その堅さと緻密な材質で、古くから銘木として様々な建築や家具・楽器などに用いられていきた「黒檀(こくたん)」、「紫檀(したん)」、「鉄刀木(たがやさん)」は、「唐木三大銘木」とされ、高級木材として珍重されています。
世界的に流通量がとても少なく、将来的には枯渇するといわれていてとても希少価値の高い貴重な木材です。

「鉄刀木」の素材の特長
「鉄刀木」は、耐久性があり腐食に強いため、高級床柱、高級家具などに多く用いられていますが、採れる量が少ないため非常に高価です。
柾目として使用する際に独特の美しい木目が見られます。
木色は濃褐色、あるいは、ほとんど黒色で淡色の縞模様が現れます。
板目には雲紋形、矢筈(やはず)形などの美しい紋様が現れますが、この木目は属に「タガヤ目」と呼ばれています。

「鉄刀木」の用途
堅く強いことから、家具や仏壇に使われるほか腐食にも強いため、数珠、建築材(床柱、内装)、ステッキ、木刀、ブラシの柄など、主に装飾的な用途に用いられています。
もちろん、その特長を生かして、数は非常に少ないですが「碁笥」に用いられることもあります。

「鉄刀木」の名前の由来
一般的には、非常に堅く重い木材であるところから、「鉄の刀のようだ」から「鉄刀木」と呼ばれるようになったと言われていますが、一説にはフィリピン語の「tambulian」が変化したものとも言われています。

「千筋」とは、木材をろくろ(轆轤)や旋盤で加工し、椀、鉢、盆など円形の器物をつくる、日本古来の挽物(ひきもの)の技法の一つです。
木製の器をしっかりと持つことができるように、指が掛かる細い複数の溝を彫る技法で、多くの場合、手で持つ部分や側面にこのような加工を施しています。
「碁笥(ごけ)」には碁石を入れて使用しますので、碁笥自体の重さに碁石の重さが加わって数キロの重さになりますが、この千筋加工によって滑りにくく持ち易くなります。
「千筋」は、このように持ち易くするという実用面に加えて、その仕上がりの美しさも大きな魅力です。
また、「挽物」とは、木材をろくろで加工することや切る事等を「挽く」と呼んでいたため、木材をろくろなどで加工して製作されたものが「挽物」と呼ばれています。

  • 銘木 鉄刀木(たがやさん)製 千筋(せんすじ)碁笥 超特大 1組
    適合碁石サイズ:36号~42号くらいまで
    重量:約1.4kg

  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。

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