kurokigoishiten

JAC-MTS-504-05 甲冑工房 「丸武」 陣太刀(黒鞘)

¥110,000

税込み 送料計算済み チェックアウト時

甲冑工房 「丸武」の陣太刀(黒鞘)です。

「陣太刀」特有の柄(つか)と鞘(さや)の上部を同じ素材の紐で渡り巻きにした「糸巻太刀(いとまきのたち)」、柄の細工、豪華で細かな細工の金具が美しい「陣太刀」です。
刀身は、刃渡り約70センチのジェラルミン製です。
模造刀ですので、刃はついていません。
黒塗りの鞘に入っています。
総重量約950g、刀身と柄の重量約550gで、持つとずっしりと重厚感のある「陣太刀」です。

主に僧侶などから将軍への献上品に使用されていた、柄(つか)と鞘(さや)の上部を同じ素材の紐などで渡り巻きにした太刀のことを「糸巻太刀(いとまきのたち)」といいます。
この「糸巻太刀」が戦国時代に「陣太刀」という名称に代わり、贈答品として用いられました。
「陣太刀」は、拵*(こしらえ)の素材をより豪華にしたのことで、儀式や戦勝祈願のために使用されたと言われています。

拵に糸巻を施すようになったのは、室町時代頃からと言われています。
江戸時代の武家においては、格式の高さと権力を象徴する道具と見なされるようになり、「武家太刀拵」と呼ばれるようになりました。

*拵(こしらえ):
刀装具の事で、刀身を納めるための鞘(さや)や、茎(なかご)が覆われている柄(つか)などの総称。
*画像をご確認ください。

甲冑工房「丸武」は、1958年に釣り竿メーカー丸竹として設立。
その後、情勢の変化とともに創立者の田ノ上忍が嗜んでいた甲冑収集やものづくりの技術が高じて甲冑製作への取り組みが始まりました。
田ノ上忍は自らを甲冑師【光忍】と命名し、当時抱えていた職人たちを指導し、今の工房の基礎を拓きました。
鹿児島県伝統工芸品指定を受けており、熟練の職人の手によって丹精に手作りで製作しています。
当時の技法を踏襲し、細部に至るまで忠実に再現しております。
設計図は存在せず、作り出す甲冑一領ごとが一点ものとして都度職人の美的感覚で丹念に仕上げられていきます。
素材を厳選し細部まで突き詰め、匠たちがひとつひとつ丁寧に作り上げた甲冑は、至福の時を感じさせるこだわりの逸品です。


  • 甲冑工房 「丸武」 陣太刀(黒鞘)
    製品番号:JAC-MTS-504-05
    サイズ:全長約105㎝、刃渡り約70㎝
    重量:刀身+柄/約550g、鞘/400g、総重量/950g
  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。

在庫残り1個!

この製品を見た方におすすめ

最近閲覧したもの