黒木碁石店

駒師 勝月(しょうげつ)作 御蔵島本黄楊 斑(ふ)入り 魚龍書 手彫り将棋駒 SHK-SG504-01

¥100,000

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駒師 勝月(しょうげつ)作 御蔵島本黄楊 斑(ふ)入り 魚龍書 手彫り将棋駒です。

作者の駒師『勝月』は、現代の名人5名と評されている駒師『富月』に師事し、駒づくりを学んだ駒師です。
駒師『勝月』は、特に「深彫り」を得意とし、主に彫り駒、彫り埋め駒を中心とした駒製作をしている駒師です。

こちらの駒は、島黄楊の柾目木地に繊細さと豪快な筆使いを感じさせる魚龍の文字が、丁寧に彫りこまれた「手彫り駒」です。

木地:御蔵島産 本黄楊(みくらじまさん ほんつげ)/
御蔵島(みくらじま)は、伊豆諸島中部に位置する東京都の島嶼部(とうしょぶ/大小さまざまな島がある地域)に位置する島で、この島の土壌や気候下で生長した黄楊材の木質が駒材に適しており、薩摩黄楊と並んで最も評価の高い黄楊材産地です。
一般に「島黄楊(しまつげ)」と呼ばれている駒は、この「御蔵島産本黄楊」の事を指します。
『御蔵島産 本黄楊』は、素材の木地の色艶、触り心地、重さ、質感の全てにおいて、駒の素材として最高の素材です。

斑(ふ)/
『斑(ふ)』は、『杢(もく)』と同じように、木材の成長過程で生育環境の影響などによって、局部的なねじれや湾曲、枝分かれ、根に近い部分などに稀に現れる複雑な木目模様や素材のことです。
斑は、一つとして同じものの無い希少価値・審美的価値、優れた装飾性から評価が高く、高価値の素材です。

書体:魚龍(ぎょりゅう)書/
「魚龍」は、書道家の植村茂樹氏の創作書体です。
「魚龍」の由来は、中国の「後漢書 李膺(りよう)伝」の故事「登龍(竜)門」です。
この中で、〔中国の黄河の上流に「竜門」という激流があり、その下には多くの鯉が集まり、ほとんどは急流を登れないが、もし登ったら龍になる。〕と伝えられていて、転じて立身出世のための関門を意味する言葉が「登龍(竜)門」です。
「魚龍」という書体は、この故事から名付けられたようです。
「魚龍」の特長は、何と言っても書道家の書を駒に筆した「文字の美しさ」です。
繊細さと豪快な筆使いを感じさせる文字が、駒にバランスよく彫り込まれています。
特に、画数の多い飛車の「飛」、飛車の成駒(裏側)の「龍」の文字の美しさは圧巻です。

手彫り駒/
『手彫り駒』は、駒一つ一つの文字を丁寧に手彫りした後、彫った部分に表面に漆を塗り、十分に乾燥させた後、駒表面を研いだ後に面取りして磨き上げて仕上げます。
機械彫りとは異なり、文字の一画一画全てを駒師の手で彫る必要があるため、非常に手間暇を要します。
*「駒の製造工程」については、画像でご確認いただけます。

富士駒の会/静岡県富士宮市を拠点に活動している駒師『富月(ふげつ)』が主宰している将棋駒の駒師育成会です。
駒師『勝月』(しょうげつ)は、現代の名人5名と評されている駒師『富月』に師事し、駒づくりを学んだ駒師です。
また、『勝月』は富士駒の会の初代会長でもあります。

特に「深彫り」を得意とし、主に彫り駒、彫り埋め駒を中心とした駒製作をしている駒師です。


  • 駒師 勝月(しょうげつ)作 御蔵島本黄楊 斑(ふ)入り 魚龍書 手彫り将棋駒
    *「余り歩」が2枚付いています。
    製品番号:SHK-SG504-01
    桐製平箱入り
    *こちらの彫り駒には、「左馬」の根付けが1つ付属しています。

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