黒木碁石店

駒師 宗月(そうげつ)作 御蔵島本黄楊 赤柾 清安書(きよやす-しょ) 盛揚げ(上げ)将棋駒 SHK-SG510-03

¥330,000

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駒師 宗月(そうげつ)作 御蔵島本黄楊 赤柾 清安書(きよやす-しょ) 盛揚げ(上げ)将棋駒です。

作者の駒師『宗月』は、現代の名人5名と評されている駒師『富月』に師事し、駒づくりを学んだ駒師です。
こちらの駒は、島黄楊の赤柾木地にふっくらと盛上げられた清安書の文字が美しい駒です。
駒師 宗月(そうげつ)は、「良い駒とは何か?」を追求し、「音」と「手に馴染む指し味の良さ」こだわって駒作りをしている駒師です。


木地:御蔵島産 本黄楊(みくらじまさん ほんつげ)/
御蔵島(みくらじま)は、伊豆諸島中部に位置する東京都の島嶼部(とうしょぶ/大小さまざまな島がある地域)に位置する島で、この島の土壌や気候下で生長した黄楊材の木質が駒材に適しており、薩摩黄楊と並んで最も評価の高い黄楊材産地です。
一般に「島黄楊(しまつげ)」と呼ばれている駒は、この「御蔵島産本黄楊」の事を指します。
『御蔵島産 本黄楊』は、素材の木地の色艶、触り心地、重さ、質感の全てにおいて、駒の素材として最高の素材です。

赤柾(あか-まさ):
「赤柾」とは、黄楊材の中でも赤みを帯びた色合いと、まっすぐ通った美しい柾目(まさめ)が特徴の高級木地です。
木肌には自然な艶と温かみがあり、経年とともにさらに深い飴色へと変化していきます。
その緻密で硬質な材質は、彫りやすさと仕上がりの美しさを兼ね備え、名工たちからも高く評価されてる素材です。
落ち着いた赤みと柾目の均整が織りなす上品な風合いは、まさに伝統美を感じさせる逸品です。

書体:清安書(きよやす-しょ)/
「清安書(きよやす-しょ)」は、江戸時代の名筆家・清安によって生み出されたと伝えられる書体で、格調高く、流麗な筆致が魅力の伝統的な字体です。 清安書(きよやす-しょ) 駒の形状に合わせて駒尻に向かった裾広がりの字体で、全体に端正で品格がありながらも、柔らかい曲線と程よい余白によって、落ち着きと風格を兼ね備えた美しい印象を与えます。
読みやすさと優美さのバランスに優れ、実用性と芸術性を兼ね備えた書体として、多くの愛好家や職人に選ばれています。
静かな力強さと気品を感じさせる、まさに「王道の書体」といえる書体です。

盛揚げ駒/ 盛上げ駒 『盛揚げ駒』は、彫駒の彫った部分を「さび漆」で埋めて乾燥させた後に表面を平らに磨いて、埋めた漆の部分にさらに筆を使って漆をのせて少し盛り上げた(揚げた)駒です。
駒師が手間暇を惜しまず丹念に作り上げた盛揚げ駒は、最高級品の駒です。
*「駒の製造工程」については、画像でご確認いただけます。

富士駒の会/
静岡県富士宮市を拠点に活動している駒師『富月(ふげつ)』が主宰している将棋駒の駒師育成会です。
駒師『宗月』(そうげつ)は、現代の名人5名と評されている駒師『富月』に師事し、駒づくりを学んだ駒師です。

駒師『宗月』は、拭き漆仕上げ、加飾、蒔絵など、指し手が楽しめるような美しい駒づくりを追求している駒師です。
「良い駒とは何か?」という疑問に対し、様々な駒師やプロ棋士からの意見を基に、「音」と「手に馴染む指し味の良さ」にたどり着き、「良い『音』がする駒とは?」を追求しています。
駒木地素材を「気乾密度」「密度」「比重」「木取」「部位」「重量」といった様々な視点から測定して木地をセレクトするなど、指した時の「音」に徹底的にこだわった駒づくりを信条としている駒師です。

  • 駒師 宗月(そうげつ)作 御蔵島本黄楊 赤柾 清安書(きよやす-しょ) 盛揚げ(上げ)将棋駒
    製品番号:SHK-SG510-03
    桐製平箱入り
    *「余り歩」は2枚です。
  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。

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