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漆作家「追立 睦」製作【桜柄 螺鈿細工仕上げ】卓上碁盤

¥728,000

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漆作家「追立 睦」製作【桜柄 螺鈿細工仕上げ】卓上碁盤
京都で活動する漆作家「追立 睦(おいたて むつみ)」製作の【桜柄 螺鈿細工仕上げ】卓上碁盤です。
碁盤の木口と側面の計4面に黒漆を施し、側面2面に【螺鈿細工】の「桜柄」を散りばめた、特別誂えの一点モノ卓上碁盤です。
螺鈿は、天然のアワビの貝殻を使用して加飾し、見る角度によって青や緑、紫、赤など虹色に光り輝く、桜柄の螺鈿がなんとも美しい極上の逸品です。
制作に約5か月を要して螺鈿で仕上げられた桜の花びらは、1枚1枚手作業で仕上げてあります。


ベースの碁盤は、盤師吉田寅義製作の中国産榧卓上碁盤 天地柾 2.3寸 1枚盤です。
盤師吉田寅義製作の証「一如 作」揮毫入りです。
目盛は国産本漆を使用した太刀盛りで素晴らしい仕上がりです。
吉田寅義特有の細く繊細な線が上品さと美しさを醸し出しています。

側面2面を桜柄の螺鈿加工で仕上げてあります。
*螺鈿加工時に天面を保護するために用いたマスキングテープの跡がうっすらと残っています。
*天面に、漆汚れがございます。
*画像をご確認ください。

ベースの碁盤は、天地柾の卓上盤ですので、天面から底面に柾目が通った盤です。
天面木目細かく真っ直ぐ通った、色合いの良い美麗盤です。

漆作家「追立 睦(おいたて むつみ)」
1982年 京都府出身
美術高校時代に「漆」という素材の奥深さ、懐の深さ、面白さを知り、漆作家の道へ。
2010年より作家活動を始める。
蒔絵や螺鈿、漆絵を組み合わせた器やアクセサリーの制作、伝統工芸展や煎茶工芸展などに出品。
漆に触れてもらうきっかけとして、「金継ぎワークショップ」等の活動も行っている。

追立睦-02 漆工芸は、「塗れないのは、水と空気だけ」と言われるほど裾野が広く、多くの手間の代わりに、作り手次第で多彩な表現が可能です。
生活に寄り添い、手に取ったときにふわりと笑みがこぼれるような感情を揺り動かす漆器を提案していきたいと考えています。

追立睦-01 漆作家「追立 睦(おいたて むつみ)」略歴
1982年 京都府出身
2000年 京都市立銅駝美術工芸高校漆芸科 卒業
2002年 高岡短期大学産業造形学科 卒業
2004年 同専攻科 修了
2009年 京都市伝統産業技術者研修「漆工専科コース」修了

受賞歴
2009年 ギャラリーKyo グループ展「漆かぶれ展」
2012年 「うるおい漆展」 商工会議所会頭賞
2013年 「うるおい漆展」奨励賞
2014年 「うるおい漆展」京漆会賞
2014年 「日本煎茶工芸展」入選
2015年 「芸文京展」入選
2015年 「日本煎茶工芸展」全日本煎茶道連盟賞
2016年 「うるおい漆展」京都市長賞
2016年 「日本煎茶工芸展」自由民主党総裁賞
2017年~現在 「日本煎茶工芸展」出品
2018年「日本煎茶工芸展」日本煎茶工芸協会賞
2019年「うるおい漆展」京都市長賞
2022年 「日本伝統漆芸展」入選
2023年 「日本伝統工芸近畿展」入選
2023年 朝日堂「煎茶工芸四人展」
2024年 「日本伝統工芸近畿展」入選
2024年 「日本煎茶工芸展」京都府知事賞
2024年 朝日堂「煎茶工芸五人展」
2024年「日本伝統漆芸展」入選
2025年「日本伝統工芸近畿展」入選

創業1916年。盤作り一筋100余年、代々「盤師 吉田寅義」を襲名し、盤作りに全身全霊を注ぐ「三代目吉田寅義」製作盤です。
吉田寅義製作の盤にはその証として、「一如(いちじょ)」の揮毫(きごう)が入っています。
この「一如」という言葉は「物心一如(ぶっしんいちにょ)」を由来とし、「盤作りにおいては、盤と心が一体でなければならない。」という信念が込められています。故に、「盤と心が一体となって作り上げた盤である証」として「一如」という揮毫が入っているのです。
長年に渡る修練と日々の努力の積み重ねによって作られた、盤師 吉田寅義製作の盤を是非ご覧ください。
盤の素材として木材が使われるようになって以来、様々な種類の木材を盤の素材として使用してきた歴史において、「榧(かや)」という素材は、碁石の打ち味、ほどよい弾力性・美しい木目・色艶・芳香にいたるまで、碁盤・将棋盤材として最高の素材です。
榧は産地によって、主に九州南部・宮崎の山間部で伐採された『日向榧』、日向榧以外の日本産の『日本産本榧』、主に中国雲南省産の『中国産本榧』があり、一般に『日本産本榧』『中国産本榧』の順に良いとされています。
日本産榧と中国産榧の大きな違いは、成長した環境による木質の違いです。
日本産榧は比較的明るく黄色味が強い木色の傾向であることが多く、木の香りも異なります。好みにもよりますが、一般的には日本産榧の方が中国産榧よりも高く評価されている事や、素材の希少性によって、価値・価格も日本産榧の方が高い傾向にあります。
『中国産榧』は、日本産と比較すると赤味の強い木色や、木質、希少性等の面からやや低く評価される傾向にありますが、その分高品質な盤が比較的安価で販売されていることも多い素材です。

碁盤については、「碁盤の選び方」で詳しく説明いたしております。是非ご覧ください。
『天地柾』(てんちまさ)は、 「天から出た木目が地へ」と言う意味で、天面から底面に柾目が通っています。
天面と底面に板目が出ていない美しい盤に仕上がります。
天面と底面が柾目で側面に板目が出ている場合は、『天地柾』に分類されます。
天地柾の盤を取るためには、木材の芯を外して木取りする必要があるため、四方柾と同じく『天地柾』=『直径が大きな木材を使用している』=『樹齢の長い木材から製作された盤』の証でもあります。
「榧の天地柾」と言えば、碁盤の極上品の代名詞になっています。盤の価値が非常に高い木取りです。

碁盤については、「碁盤の選び方」で詳しく説明いたしております。是非ご覧ください。
  • 漆作家「追立 睦(おいたて むつみ)」製作【桜柄 螺鈿細工仕上げ】卓上碁盤
    ベースの碁盤:盤師 吉田寅義製作 中国産本榧 卓上碁盤 天地柾 2.3寸 1枚盤
    製品番号 No.77006
    サイズ(縦×幅×厚み):460 mm × 430 mm × 71 mm
    重量:約8.2 kg
    証明書付き

  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。
天然の木材を使用しておりますので、小さなハブシやフシ、入り皮、小さなキズやヘコミ、色シミ、辺の小さな欠けなどの瑕疵がある場合がございます。
可能な限りテキストや画像でご案内しておりますが、表示されてない場合もございます事をご了承ください。

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