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11月17日「将棋の日」特集 駒師 友生(ゆうせい)作 御蔵島本黄楊 上柾目 宗歩好(そうほこのみ、そうほごのみ) 彫埋将棋駒 411-KM-02

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駒師 友生(ゆうせい)作 御蔵島本黄楊 上柾目 宗歩好(そうほこのみ、そうほごのみ) 彫埋将棋駒です。

作者の駒師 友生は、現代の名人5名と評されている駒師『富月』に師事し、駒づくりを学んだ駒師です。

こちらの駒は、上柾目の御蔵島黄楊の木地に宗歩好(そうほこのみ、そうほごのみ)の文字が丁寧に彫りこまれ、さび漆で埋めて仕上げた「彫埋駒」です。

木地:御蔵島産 本黄楊(みくらじまさん ほんつげ)/
御蔵島(みくらじま)は、伊豆諸島中部に位置する東京都の島嶼部(とうしょぶ/大小さまざまな島がある地域)に位置する島で、この島の土壌や気候下で生長した黄楊材の木質が駒材に適しており、薩摩黄楊と並んで最も評価の高い黄楊材産地です。
『御蔵島産 本黄楊』は、素材の木地の色艶、触り心地、重さ、質感の全てにおいて、駒の素材として最高の素材です。

書体:『宗歩好(そうほこのみ)』/
古来から伝わった「安清」という書体をベースに開発されたともいわれている『宗歩好(そうほこのみ)』です。
『宗歩好』は、幕末に「棋聖」と呼ばれ名を馳せた「天野宗歩」という棋士に由来し、奥野が「安清」をもとに開発して『宗歩好』と名付けた書体と言われています。
画像をご確認ください。

彫り:彫埋駒/
『彫埋駒』は、駒一つ一つの文字を丁寧に手彫りした後、彫った部分をさび漆で埋めます。
十分に乾燥させた後、駒表面を磨き上げて仕上げた駒です。
駒表面には凹凸が無く、滑らかな手触りです。
一見すると書き駒のように見えますが、彫ってから埋める手法の場合、彫った文字がそのまま出るため高度な彫りの技術を要する手法です。
盛り揚げ程ではありませんが、彫り埋め駒も価値・評価が高く価格もやや高額となります。
*「駒の製造工程」については、画像でご確認いただけます。

富士駒の会/静岡県富士宮市を拠点に活動している駒師『富月(ふげつ)』が主宰している将棋駒の駒師育成会です。
駒師 友生(ゆうせい)は、現代の名人5名と評されている駒師『富月』に師事し、駒造りの技を磨いた駒師です。

研究熱心で努力を重ね駒造りに真摯に向き合う姿勢、「誇れる駒を、指し手に喜んでいただける駒を、いい駒を作りたい」という駒造りへの真っすぐな思いが駒から伝わってきます。
駒の画像を見ていただければ分かりますが、駒1枚1枚の辺をしっかりと面取りしてありますので、美しさだけでなく、よく手に馴染み盤を傷つけにくく且つ最高の指し味を堪能できる駒です。


駒師 友生(ゆうせい)作 御蔵島本黄楊 上柾目 宗歩好(そうほこのみ、そうほごのみ) 彫埋将棋駒
製品番号:SKM-FK-411-YS02
桐製平箱入り

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