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JAC-MTS-504-02 甲冑工房 「丸武」 面皰 / 朱

¥45,000

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甲冑工房 「丸武」の面皰 / 朱です。

「面皰(めんぽお)」は、戦国時代の甲冑の一つで、兜では護りきれない顔と喉、首を保護するための金属製のマスクです。
鮮やかな朱色で、口の周りの髭が武威を感じさせます。
急所の首を守る部分も金属製ですが、複数の金属の板を紺の紐でつなげてあるため可動域が広く、息苦しさを感じにくい作りになっています。

「面皰」が広く普及したのは、室町時代末期から安土・桃山時代にかけての時期です。
目以外の顔の大部分を覆い隠した「面頬」の特徴は、それ自体が豊かな表情を持っていることです。
雄々しい怒りの表情の面皰で敵を威圧したり、戦場には不釣合いな笑顔の面頬で敵を困惑させたりするなどの役割も果たしていたようです。
目の下頬の口が開いている理由は、戦場における呼吸と発声をしやすくするためです。

甲冑工房「丸武」は、1958年に釣り竿メーカー丸竹として設立。
その後、情勢の変化とともに創立者の田ノ上忍が嗜んでいた甲冑収集やものづくりの技術が高じて甲冑製作への取り組みが始まりました。
田ノ上忍は自らを甲冑師【光忍】と命名し、当時抱えていた職人たちを指導し、今の工房の基礎を拓きました。
鹿児島県伝統工芸品指定を受けており、熟練の職人の手によって丹精に手作りで製作しています。
当時の技法を踏襲し、細部に至るまで忠実に再現しております。
設計図は存在せず、作り出す甲冑一領ごとが一点ものとして都度職人の美的感覚で丹念に仕上げられていきます。
素材を厳選し細部まで突き詰め、匠たちがひとつひとつ丁寧に作り上げた甲冑は、至福の時を感じさせるこだわりの逸品です。


  • 甲冑工房 「丸武」 面皰 / 朱
    製品番号:JAC-MTS-504-02
    サイズ:縦約24㎝、幅約19㎝
    重量:約370g
  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。

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