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JAC-MTS-504-03 甲冑工房 「丸武」 軍配「風林火山」

¥63,000

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甲冑工房 「丸武」の軍配「風林火山」です。

黒字に「風林火山」の金文字が美しい「軍配」です。
「風林火山」の軍配は、戦国時代最強の武将といわれた「武田信玄」が軍旗に掲げた文で、軍隊の理想的な行動形態を表した言葉です。
縦約60㎝、幅約26.5c㎝、房の長さ約110㎝の本格的な木製軍配です。

「軍配(ぐんばい)」とは、かつて武将が戦の指揮に用いた軍配団扇(ぐんばいうちわ)の略で、うちわ形の道具の事です。
現在では、相撲の行司が力士の立合いや勝負の判定を示すのに用いる道具として知られています。
転じて、相撲のみならず様々な勝負事において用いられる言葉にもなりました。

本来「軍配」とは、所謂「軍配術」「軍配兵法」とも呼ばれる、戦に際して方角・日時を見極め、天文を読んで軍陣を適切に配置する法のことです。
室町時代に入り集団戦術の隆盛に伴って、団扇に方位・方角や十二支、陰陽・天文・八卦、二十八宿、梵字などを箔押しした「軍配団扇」が好んで用いられるようになっていきました。
当時の軍配者にとって、合戦の勝敗は本人のみならず一族の盛衰にもかかわる重大事であり、出陣の日取りや方角で吉凶を占い、天文を観察して未来を予測することは軍配者の大きな役割でした。
団扇は古くから悪鬼を払い、霊威を呼び寄せるという意味合いで、神事などにも用いられてきたものです。

「風林火山」という言葉は、古代中国の兵法書『孫子』の「軍争編第7」の軍の行動について書かれている最初の部分に由来しています。
「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」という14文字の句で、「疾きことのごとく、徐かなることのごとく、侵略することのごとく、動かざることのごとし」という意味です。
この句のそれぞれから一字ずつを取って「風林火山」という言葉が生まれました。

「風林火山」の意味
「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」の句は、「軍隊が進むのは風のように疾く、緩やかにとどまるのは林のように静かに、敵地を攻めるのは火のように激しく、守る時はどっしりと山のように動かない」という意味で、戦いにおける四つの心構えを表した言葉です。

甲冑工房「丸武」は、1958年に釣り竿メーカー丸竹として設立。
その後、情勢の変化とともに創立者の田ノ上忍が嗜んでいた甲冑収集やものづくりの技術が高じて甲冑製作への取り組みが始まりました。
田ノ上忍は自らを甲冑師【光忍】と命名し、当時抱えていた職人たちを指導し、今の工房の基礎を拓きました。
鹿児島県伝統工芸品指定を受けており、熟練の職人の手によって丹精に手作りで製作しています。
当時の技法を踏襲し、細部に至るまで忠実に再現しております。
設計図は存在せず、作り出す甲冑一領ごとが一点ものとして都度職人の美的感覚で丹念に仕上げられていきます。
素材を厳選し細部まで突き詰め、匠たちがひとつひとつ丁寧に作り上げた甲冑は、至福の時を感じさせるこだわりの逸品です。


  • 甲冑工房 「丸武」 軍配「風林火山」
    製品番号:JAC-MTS-504-03
    材質:木・綿・真鍮・金粉
    サイズ:縦約60㎝、幅約26.5㎝、房の長さ約110㎝
    重量:約370g
  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。

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