JAC-YBK-504-01 川下幸徳氏製作 屋久杉 泡瘤 飾り壺

木工工芸家 川下幸徳氏製作の屋久杉 泡瘤 飾り壺です。

屋久杉材の中でも特に希少な「泡瘤（あわこぶ）」材で製作された飾り壺です。
このサイズの飾り壺を製作できる泡瘤材は限られているため、大変希少性の高い飾り壺です。

「泡瘤」の魅力は、何といっても模様の美しさです。
自然が描き出した丸や木目模様、水面に発生する気泡のような細かな丸い模様が特徴的です。
こちらの飾り壺は、推定樹齢約2000年の屋久杉材の「泡瘤」材で製作されています。
「瘤（こぶ）」は、樹木が傷ついたり、異常成長をした際に樹脂が蓄積されて表出する瘤のように盛り上がった部分で、その中でも「泡瘤（あわこぶ）」は、木の幹や根元などにできる、風船のように膨らんだ泡状の固い塊部分の事です。
泡瘤は、その美しさから珍重され、高級な木工品に使われている素材です。
特に側面に入った泡瘤の複雑な模様は、圧巻の美しさです。
まさに、「美の逸品」と呼ぶにふさわしい飾り壺です。

＊現品限りです。
＊画像をご確認ください。

「木工工芸家 川下幸徳氏」について

「木工工芸家 川下幸徳 / かわした ゆきのり」
1958年　鹿児島県生まれ
1998年より、全国の百貨店にて個展を開催
2000年　卓越技能者宮崎県知事賞受賞
2001年　第44回新協美術展新人賞受賞
　　新協美術展入選7回