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〈京焼・清水焼〉 陶仙窯「亀甲貫入釉 金彩 ストライプカップ / ブルー」 JAC-OKY-407-04

¥12,500

税込み 送料計算済み チェックアウト時

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〈京焼・清水焼〉陶仙窯「亀甲貫入釉(きっこう-かんにゅう-ゆう)金彩 ストライプカップ / ブルー」です。
氷を割ったようなひび(貫入)が美しい「亀甲貫入釉」と「金彩」、「三島手」を用いて製作された、ボトムのマットゴールドがモダンな配色のカップです。

S、M、Lの3サイズございます。サイズをお選びください。
*サイズを選択いただくと金額が表示されます。

三島手 全体をシャープな印象にする彫線は、一本一本手彫りです。
文様に土を埋める「三島手」という伝統的な技法を用い、 彫線の金彩がキラリと光るように仕上げました。
高台作りにもこだわり、底面は飴釉で埋め、窯印も同様に金彩で輝いています。
窯印は、亀甲貫入をイメージした多角形に「Tohsen(陶仙)」を重ねてデザイン化したものです。
細部まで妥協せず、丹精込めて製作された逸品です。

おもてなし用に、贈り物や普段使い用にもおすすめです。

底面に「陶仙窯」のマークが入っています。
*画像をご確認ください。
*作品は1点1点手作りのため、図柄、色合いは画像と多少異なる場合がございます。ご了承ください。

亀甲貫入釉 「亀甲貫入釉(きっこう-かんにゅう-ゆう)」
焼成の際に、土と釉薬の収縮率の違いで生じる多層的な自然な模様を「貫入」といいます。
その中でも、亀の甲羅にも似た氷を割ったような貫入は、「亀甲貫入」と呼ばれています。
その他にも、美しい薔薇が咲いたような模様など、現れた模様によって「亀甲」「薔薇」「氷裂」などと呼ぶ事があります。

「貫入」は、焼成行程での「素地」と「釉薬」の膨張率の違いによって生まれます。
釉薬の成分や掛ける厚さによって「貫入」の出方が変化するため、美しい「亀甲貫入」を顕現させるには経験と知識が不可欠であり、職人の腕の見せ所です。

多層的な貫入が美しい伝統的な釉薬「亀甲貫入釉」。
陶仙窯でも長年使っている代表的な釉薬で、土と顔料の調合によって生み出す華やかな発色が陶仙窯の特徴です。
ターコイズブルー(青磁色)は陶仙窯独自の顔料調合で生み出した青色です。
亀甲貫入釉 ターコイズブルー ピンクは鉄分を含む赤い土の色を、グレーは青い顔料土の色を反映して発色しています。
亀甲貫入釉 ピンク 亀甲貫入釉 グレー そして、金彩・白金彩と組み合わせることでモダンな雰囲気に仕上げています。

白金彩 金彩 〈金彩・白金彩〉
本焼成後に金彩・白金彩を施し、約730℃で焼き付けることで三島手の技法がより際立ちます。
適度な濃度で塗るには経験が必要ですが、亀甲貫入釉と合わせることで現代のライフスタイルにも合わせやすい雰囲気が生まれます。
陶仙窯の器は、職人が一つ一つ手作りしています。

陶仙窯 〈京焼・清水焼〉 陶仙窯(とうせんがま)
1915年(大正4年)創業の京焼・清水焼 窯元 陶仙窯。
多くの窯元が集まる京都・泉涌寺で、成型から絵付け、焼成、上絵に至るまでの一貫生産を行っている窯元です。
華やかな発色の「亀甲貫入釉」に「三島手金彩」「白金彩」を組み合わせて、伝統的技法を用いながらも現代の生活にマッチするテーブルウェアを発信しています。

「陶仙窯」陶芸家 岡山 高大
岡山高大 多くの窯元が集まる京都・泉涌寺で製陶業を営む家に生まれ、伝統技法を踏襲しつつも日々さらに進化させ続けている陶芸家です。
2008年に「京もの認定工芸士」、2014年「未来の名匠」に認定されるなど、高い評価を受ける一方、伝統産業技術後継者育成研修の講師を務めるなど、後進の育成にも力を注いでいます。

職人 【岡山 高大(おかやま たかひろ)】略歴
1976 京都市生まれ
1999 成安造形大学 造形学部 造形美術科 造形表現群 ファイバーアートクラス 卒業
2000 京都府立陶工高等技術専門校 成形科 修了
2001 同校 研究科 修了
2002 京都市工業試験場「みやこ技塾京都市伝統産業技術者研修 陶磁器コース」本科修了
2007 ALTIGIANATO2007 出品(イタリア)
    京都府伝統産業若手デザイナーイタリア派遣事業に参加
2008 「京もの認定工芸士」認定
2013 岡山 高大 陶展(髙島屋美術工芸サロン・京都)
2014 「未来の名匠」認定
2015 タリーズコーヒー「京Mag」販売
2016 岡山 高大 陶展(髙島屋美術工芸サロン・京都)
2018 岡山 高大・加藤 友理「陶 to 漆 二人展」(髙島屋京都店美術画廊)
2021 岡山 高大・加藤 友理「陶 to 漆 二人展」(髙島屋京都店美術画廊)

京都美術作家協会 所属
独立行政法人 京都市産業技術研究所 伝統産業技術後継者育成研修 講師

京都の代表的な焼き物〈清水焼〉
清水焼 京都の代表的な焼き物〈清水焼(きよみずやき)〉。
江戸期には、京都の各地で焼き物が作られていて、その中でも清水寺周辺で製作されていた焼き物を特に〈清水焼〉と呼んでいました。
一方、桃山時代から江戸時代初期に京都で作られていた陶磁器の総称を〈京焼〉と呼ぶ事から、〈京焼・清水焼〉が正式な呼び名です。

また、大名や公家の茶会などに使われる機会が多く、競って武家や公家好みの焼き物を作ったことから、使い勝手などの技術面はもちろんのこと、装飾性や芸術性を大いに高めることになりました。

  • 〈京焼・清水焼〉 陶仙窯「亀甲貫入釉 金彩 ストライプカップ / ブルー」
    作品No.:JAC-OKY-407-04 S / M / L
    *紙箱入り。
    サイズ:S / Φ約81㎜ × 高さ約86㎜
    M / Φ約87㎜ × 高さ約92㎜
    L / Φ約91㎜ × 高さ約96㎜
    重量:S / 約145 g
    M / 約165 g
    L / 約185 g
    *作品は1点1点手作りのため、サイズ、重量は多少異なる場合がございます。ご了承ください。

  • ご注意事項
    *食洗器、食器乾燥機、電子レンジでのご使用は避けてください。

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    日本国外への送料は実費をご負担ください。

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