kurokigoishiten

前田漆工 「Maeda Blue」漆仕上げ碁笥 超特大 ~40号碁石用 JAC-MDS-410-05

¥185,000

税込み 送料計算済み チェックアウト時

漆黒の中に淡く浮かび上がる青のグラデーションが何とも美しい、京都伝統の漆塗り仕上げ「Maeda Blue 碁笥 超特大」です。

京仏具作りで培った漆塗り技術をベースに、独自の技術をプラスして生み出された作品です。
漆黒の中に淡く浮かび上がる青色は「Maeda Blue(前田ブルー)」と呼ばれ、清流や「青の洞窟」などの「透明度の高い水と光」によって生み出される「青」がモチーフとなっています。
前田漆工と黒木碁石店のコラボレーションで製作された、他では手に入らない逸品です。


40号の碁石まで入ります。
*34号まで入るサイズと40号まで入るサイズを各2組ずつの限定販売です。

器の内側と蓋の内側を朱漆で仕上げてあるので、外側の漆黒と前田ブルーとのコントラストがより一層美しさを引き立てている碁笥です。
囲碁の時間をより一層楽しむための棋具作りのために製作された、特別誂えの碁笥です。
*画像をご確認ください。
*34号の碁石まで入ります。

漆黒の中に淡く浮かび上がる青色「Maeda Blue(前田ブルー)」は、旅先で目にした清流の水の青色の美しさに目を奪われたことに端を発します。
「漆塗りの技術でこの美しい青を表現できないだろうか?」
漆塗りの技術を駆使し、試行錯誤を繰り返す日々が続きましたが、ようやくイメージする青を表現する事が出来ました。
前田ブルー そうして誕生した青が「Maeda Blue(前田ブルー)」です。

「Maeda Blue(前田ブルー)」は、次のような工程を経て生み出されます。

下地
木地にへら 刷毛(はけ)などを使い下地を2回塗る。
2日間、温度・湿度の管理された部屋でよく乾かした後、サンドペーパーや砥石で研磨し凸凹を取り平らにする。

中塗り
漆刷毛で漆を塗り、温度・湿度の管理された部屋でゆっくりと乾燥させる。

中研ぎ
耐水ペーパー、駿河炭で表面の凸凹を丁寧に研磨し平らにする。

上塗り(内側)
前田ブルー 朱漆を塗り、温度・湿度の管理された部屋でゆっくりと乾燥させる。

中塗り(外側)
前田ブルー 青の漆を2回塗り、温度・湿度の管理された部屋でゆっくりと乾燥させる。

中研ぎ 耐水ペーパー、駿河炭で表面の凸凹を丁寧に研磨し平らにする。

上塗り
透き漆を塗り、温度・湿度の管理された部屋でゆっくりと乾燥させる。

蠟色(ろいろ)
最後に漆に光沢を与える作業で、耐水ペーパー、駿河炭などで、ごみなどを取りのぞき平らに研ぐ。
その後国産の上ずり漆を薄く摺込み、温度・湿度の管理された部屋でゆっくりと乾燥させて、研磨粉を使って表面の漆を落とす。

この工程を3回繰り返してようやく完成。
「Maeda Blue(前田ブルー)」は、こうして誕生します。

「前田漆工(まえだしっこう)」は、仏具作りの盛んな京都で、主に京仏具の漆加工を手がけてきた漆工芸の工房です。
前田ブルー 漆塗り職人の前田 俊治氏と二代目の前田 皓平氏が、漆塗りの技術研鑽に励み続けています。
前田ブルー
作品製作の想い
「木のもつ自然な温もりに漆の艶やかさを融合することにより、心豊かになるような魅力のある作品を作り続けていきたい」という思いで、伝統的な漆塗り技術をベースに、独自の技法で漆塗りの世界を拡げています。

「京もの認定工芸士」
2019年、二代目の前田 皓平氏は、未来の伝統産業を担う技術に優れ、意欲ある若手職人に対して与えられる「京もの認定工芸士」の称号を取得しました。
伝統と技術を先の時代へと伝授したいという想いを抱きながら、日々工房で作品作りに励んでいます。

  • 前田漆工 「Maeda Blue」漆仕上げ碁笥 超特大 ~40号碁石用
    製品番号:JAC-MDS-410-05
    サイズ:直径155 mm × 高さ約115mm
    重量:約1.0kg
  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。

この製品を見た方におすすめ

最近閲覧したもの