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510-SGK-17 懐志製作 「肥松(こえまつ)」碁笥 超特大 ~43号碁石用 GK-KEM43-SB501

¥178,000

税込み 送料計算済み チェックアウト時

木工挽物職人 懐志製作の「肥松(こえまつ)」碁笥 超特大 ~43号碁石用です。

肥松(コエマツ)とは、樹齢数百年の松の特に樹脂(松脂)を多く含む素材の事です。
年を経るごとに脂が馴染んで艶のある美しい赤茶色になり、重厚感のある木目が特徴で、瀬戸内地方では古くから工芸品の素材として用いられてきました。
*木工挽物職人 懐志発行の材証明書付き。
*43号の碁石まで入ります。

◎「懐志」の碁笥製作の動画をご覧いただけます。
ぜひ、ご覧ください。


「肥松(こえまつ)」とは、松材の中でも特に油分を多く含んだ部分を指し、樹脂が濃縮されることで生まれる希少な素材です。
油をたっぷりと含んだその木肌は、光にかざすと艶やかな光沢を帯び、年月を経るごとに深みのある飴色へと変化していきます。

古来より肥松は、強い香気と美しい木目、そして耐久性の高さから珍重され、茶道具や工芸品、装飾材などに用いられてきました。
特に油分による独特の色艶は、同じ松材であっても通常の白太や赤身材とは一線を画す存在感を放ちます。
囲碁・将棋の分野においても、肥松は碁笥や駒箱などに用いられることがあり、他の木材にはない温かみと重厚感を演出します。
限られた量しか得られないため、希少価値が高く、一点物としての魅力にあふれる素材です。

寛政年間(1790年頃)創業の老舗
木工挽物の老舗「懐志」は、寛政年間(1790年頃)に創業。
創業当初は、挽物師としてお盆や皿などの食器を製作していましたが、その後、碁笥製作を依頼された事をきっかけに、碁笥専門の挽物師となりました。
「懐志」という言葉には、「代々受け継がれてきた技と、誠心誠意碁笥作りに励むことを忘れず、志高く己の懐にその思いを刻む」という思いが込められています。
現在は、碁笥作り一筋六十五年の四代目が、日々碁笥製作に精進されています。

四代目「懐志」の碁笥作りの真骨頂は、素材である「木」の美しさを最大限に引き出し、実用性と芸術性を兼ね備えた碁笥作りにあります。
一つ一つの素材と向き合い、指先と掌に伝わる感触を確かめながら、木材を碁笥へと生まれ変わらせていきます。
そして、その証が碁笥の底面に刻まれた「懐志」の刻印です。

碁笥作りの道具はすべて手作り。
必要な道具は、自身で鉄を鍛えてカスタマイズします。
*画像をご確認ください。

  • 木工挽物職人 懐志製作 「肥松(こえまつ)」碁笥 超特大 ~43号碁石用
    製品番号:GK-KEM43-SB501
    適合碁石サイズ:36~43号碁石用
    サイズ:直径150 mm × 高さ約108 mm
    重量:約0.78 kg
    *木工挽物職人 懐志発行の材証明書付き。
  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。
天然の木材を使用しておりますので、小さなハブシやフシ、入り皮、小さなキズやヘコミ、色シミ、辺の小さな欠けなどの瑕疵がある場合がございます。
可能な限りテキストや画像でご案内しておりますが、表示されてない場合もございます事をご了承ください。

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