木工工芸家 川下幸徳氏製作 屋久杉碁笥 油瘤特上杢 超特大 ~42号碁石用 GK-YKS-BK510-GK42-02

木工工芸家 川下幸徳（かわした ゆきのり）氏製作の「屋久杉碁笥 油瘤特上杢（あぶらこぶ とくじょうもく）」です。
42号の碁石まで入ります。

こちらの碁笥は、推定樹齢約3000年の屋久杉材の「油瘤」材で製作されています。
「瘤（こぶ）」は、樹木が傷ついたり、異常成長をした際に樹脂が蓄積されて表出する瘤のように盛り上がった部分で、その中でも「油瘤（あぶらこぶ）」は、樹脂や油分を多く含んだ部分の事です。
特に、屋久杉の油瘤は、その美しさから珍重され、高級な木工品に使われている素材です。

また、この瘤材には「杢（もく）」と呼ばれる、見る角度によって美しく輝く「杢」が縞模様に入っている、特に希少で美しい碁笥です。
こちらの碁笥の形状は、素材そのままの風合いを残して製作された「自然のデザイン」です。
通常であれば瑕疵と判断されるような抉（えぐ）れ、凹み、穴、黒い木色が、見るものを圧倒するほどの造形美を生み出している、この世に二つとない碁笥です。
美しく荘厳で、神々しくも禍々しさを纏った、まさに、「美の逸品」と呼ぶにふさわしい碁笥です。

＊現品限りです。
＊画像をご確認ください。

◎こちらの碁笥の動画をご覧いただけます。
画像一覧にございますので、ぜひ、ご覧ください。

「木工工芸家 川下幸徳氏」について

「木工工芸家 川下幸徳 / かわした ゆきのり」
1958年　鹿児島県生まれ
1998年より、全国の百貨店にて個展を開催
2000年　卓越技能者宮崎県知事賞受賞
2001年　第44回新協美術展新人賞受賞
　　新協美術展入選7回