黒木碁石店

駒師 宗月(そうげつ)作 御蔵島本黄楊 柾目 蜀紅 彫埋 加飾将棋駒 SHK-SG510-01

¥255,000

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駒師 宗月(そうげつ)作 御蔵島本黄楊 柾目 蜀紅 彫埋 加飾将棋駒です。

作者の駒師『宗月』は、現代の名人5名と評されている駒師『富月』に師事し、駒づくりを学んだ駒師です。

こちらの駒は、島黄楊の柾目木地に蜀紅の文字が丁寧に彫りこまれ、「梨地漆*」で加飾の彫埋を施した「彫埋 加飾将棋駒」です。
駒の彫埋部分が、加飾仕上げによって「赤、オレンジ、黄、緑、青」などで美しく彩られている、珍しい駒です。
*「梨地漆」、「彫埋 加飾将棋駒」については、詳細情報をご覧ください。

木地:御蔵島産 本黄楊(みくらじまさん ほんつげ)/
御蔵島(みくらじま)は、伊豆諸島中部に位置する東京都の島嶼部(とうしょぶ/大小さまざまな島がある地域)に位置する島で、この島の土壌や気候下で生長した黄楊材の木質が駒材に適しており、薩摩黄楊と並んで最も評価の高い黄楊材産地です。
一般に「島黄楊(しまつげ)」と呼ばれている駒は、この「御蔵島産本黄楊」の事を指します。
『御蔵島産 本黄楊』は、素材の木地の色艶、触り心地、重さ、質感の全てにおいて、駒の素材として最高の素材です。

柾目(まさめ):
駒に縦に真っすぐ木目が通る木取りです。
虎斑や根杢等のような希少性や派手さはありませんが、柾目特有の気品があり、硬質で指し味も良いため、「杢よりも柾目が好み」という方も多い人気の高い駒木地です。

書体:蜀紅(しょっこう)/ 蜀紅 八代目駒権が命を削って挑んだ深彫の書体です。
特に、「玉将、王将」、「と金」が特徴的な書体です。

彫埋駒/ 彫埋駒 『彫埋駒』は、駒一つ一つの文字を丁寧に手彫りした後、彫った部分をさび漆で埋めます。
十分に乾燥させた後、駒表面を磨き上げて仕上げた駒です。
駒表面には凹凸が無く、滑らかな手触りです。
一見すると書き駒のように見えますが、彫ってから埋める手法の場合、彫った文字がそのまま出るため高度な彫りの技術を要する手法です。
盛り揚げ程ではありませんが、彫り埋め駒も価値・評価が高く価格もやや高額となります。
*「駒の製造工程」については、画像でご確認いただけます。

加飾(かしょく)/ 加飾 加飾(かしょく)とは、将棋駒の美しさを一層引き立てるために施される装飾加工のことです。
漆や金粉・銀粉、螺鈿(らでん)や金箔など、さまざまな技法を用いて、文字や駒面に華やかさと品格を彩ります。
職人の熟練した手仕事によって、一枚一枚の駒が芸術品のような輝きを放ち、鑑賞用としても高い価値を持ちます。

梨地漆(なしじうるし)/
梨地漆とは、細かな金粉や銀粉を漆に混ぜ、まるで梨の皮のようにきめ細やかな光沢を持たせる伝統的な塗り技法です。
派手すぎず、上品な輝きを放つその表情は、将棋駒の文字を一層引き立て、重厚感と高級感を演出します。
職人の熟練した技と繊細な感性が生み出す、落ち着きのある華やかさが魅力です。
*「梨地漆」は、前述の「加飾」で使用される「漆」の技法です。

富士駒の会/
静岡県富士宮市を拠点に活動している駒師『富月(ふげつ)』が主宰している将棋駒の駒師育成会です。
駒師『宗月』(そうげつ)は、現代の名人5名と評されている駒師『富月』に師事し、駒づくりを学んだ駒師です。

駒師『宗月』は、拭き漆仕上げ、加飾、蒔絵など、指し手が楽しめるような美しい駒づくりを追求している駒師です。
「良い駒とは何か?」という疑問に対し、様々な駒師やプロ棋士からの意見を基に、「音」と「手に馴染む指し味の良さ」にたどり着き、「良い『音』がする駒とは?」を追求しています。
駒木地素材を「気乾密度」「密度」「比重」「木取」「部位」「重量」といった様々な視点から測定して木地をセレクトするなど、指した時の「音」に徹底的にこだわった駒づくりを信条としている駒師です。

  • 駒師 宗月(そうげつ)作 御蔵島本黄楊 柾目 蜀紅 彫埋 加飾将棋駒
    製品番号:SHK-SG510-01
    桐製平箱入り
    *「余り歩」は2枚です。
  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。

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