黒木碁石店

津軽塗/七々子塗 『夫婦ぐい呑み(羽反) /黒・茜』

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¥27,500

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三百年以上の歴史を有する青森県津軽地方の伝統工芸「津軽塗」で製作された漆器、「夫婦ぐい呑み(羽反) /黒・茜」です。

「七々子塗(ななこぬり)」は、専門の職人の手による「下地17工程、七々子塗25工程、上塗(仕上げ塗り)」という膨大な手間と時間を惜しみなく注ぎ込み、完成までに数か月を要する漆工芸技法です。
その特徴は、菜種の実を蒔いて小さな輪紋を作り、その上に色漆を塗り込み、輪紋を研ぎ出した小紋風の美しい模様です。
*詳しくは、「伝統工芸『津軽塗 七々子塗』とは?」をご覧ください。

こちらのぐい吞みでいただくと、お酒の味も格別なものになりそうな美しいぐい吞みです。
茜色と黒のぐい吞みセットですので、ご結婚や結婚記念日などのおめでたい贈り物などにおすすめです。

こちらの夫婦ぐい呑みは、津軽塗の漆工芸技法の一つ「七々子塗(ななこぬり)」で製作された製品です。
七々子塗仕上げの夫婦ぐい呑みは、一つが茜地に黒の七々子模様、もう一つが黒字に茜色の模様が浮かび上がり、光沢のある表面の輝きと滑らかな手触りが最大の魅力です。
内側は、朱塗り仕上げで、表側の七々子塗との色の対比も美しい逸品です。

商品名の「羽反(はそり)」は、「器の口縁が外側に反っているもの」という意味です。
縁が反っていることで、口当たりがよく、持ちやすくて、見栄えも良くなる形状です。
*画像をご確認ください。

伝統工芸『津軽塗 七々子塗』とは、青森県で三百年以上も変わることなく受け継がれてきた漆塗りの伝統技術です。
漆を数十回塗り重ねた後、研磨仕上げを施すことによって深く味わいのある模様に仕上がります。
津軽塗には、代表的な4種類の技法(唐塗、七々子塗、錦塗、紋紗塗)があり、『七々子塗』はその技法のひとつです。
『七々子塗』最大の特徴は、模様をつけるために菜の花の種を蒔き付けることです。
菜種による小さな輪紋の集まりが魚の卵を連想させることから、「七子」「魚子」「菜々子」「斜子」などの文字が当てられています。
七々子塗は丸い輪っかの模様が特徴的です。これは、菜種を蒔きつけて付いた模様です。
ですので、きちんとした丸い形ではなく、いびつなものや大きいもの、小さいものがあり、すべてが1点ものの作品です。

技法的には、『髪漆<きゅうしつ>』という研ぎ出し塗りで、漆を数十回塗り重ね、研磨仕上げを施す伝統技術です。
この技法は、塗装の上に模様を描く手法ではなく、何度も塗っては磨いてを繰り返す事で下地の模様を浮かび上がらせるため、下地から現れる模様の奥行きと繊細ながら力強い模様が特徴です。
工程は、堅下地17工程、七々子塗25工程、上塗(仕上げ塗)という非常に手間と時間が必要な技法です。
*各工程の詳細は、「津軽塗 七々子塗の工程」をご覧ください。
<堅下地>
1 木地磨き 木地表面を研磨紙で整える
2 木地固め 下地漆を摺り込む
3 刻苧(こくそ)彫り 刀で合わせ目を彫る
4 刻苧(一回目) 刻苧漆を付ける
5 刻苧(二回目) 刻苧漆を付ける
6 刻苧はだけ 刻苧鉋・荒砥で研ぐ
7 布つもり 布着用の布を裁断
8 布着せ 布を糊漆で貼る
9 布払い 余分な布を取り除く
10 くくり地付け 地漆を付ける
11 くくり地研ぎ 荒砥で研ぐ
12 地付け 地漆を付ける
13 地磨き 荒砥で研ぐ
14 切粉地付け 切粉を付ける
15 細目の金剛砥石で研ぎ、錆漆を付ける
16 錆研ぎ 赤砥、名倉砥で研ぐ
17 中塗掛け 模様付けをしない箇所(重箱の裏、裏面等)に中塗漆を塗る

<七々子塗>
1 中塗 錆研ぎ面に中塗漆を塗る
2 中塗研 砥石で研ぐ
3 種漆塗 種漆を均一に塗る
4 種蒔 塗布した面に菜種を蒔く
5 種はぎ 菜種の実を篦で剥ぐ
6 殻取 剥ぎ損なった実の殻を取り除く
7 種研 砥石で研ぐ
8 上げ塗 地色となる彩漆を塗る
9 荒研 種研より細目の砥石で輪紋を研ぎ出す
10 扱き塗(一回目) 上げ塗で使った漆を篦を用いて扱くように塗る
11 扱き研 砥石で平らに研ぐ
12 扱き塗(二回目) 細目の砥石又は、耐水研磨紙(#800〜1,000)で平らに研ぐ
13 中研 砥石で平らに研ぐ
14 扱き塗(三回目) 上げ塗で使った漆を篦を用いて扱くように塗る
15 仕上げ研 細目の砥石又は、耐水研磨紙(#800~1,000)で平らに研ぐ
16 炭はぎ下 摺り漆で固める
17 炭はぎ 炭・耐水ペーパー(#1,200〜1,500)で平らに研ぐ
18 千遍下(2〜3回) 漆の吸い込みが止まるまで摺り漆をする
19 千遍こぐり 油砥の粉で細かい傷をとる、胴摺りとも云う
20 摺漆 生漆で擦り込み拭ききる
21 重ね摺 和紙で拭き上げる
22 艶付(一回目) 艶粉(チタン粉)やコンパウンドで磨く
23 艶付け(二回目) 和紙やガーゼで拭き上げる
24 仕上げ艶 艶粉(チタン粉)やコンパウンドで磨く
25 七々子塗完成

  • 伝統工芸『津軽塗 七々子塗』仕上げ 「夫婦ぐい呑み(羽反) /黒・茜」
    サイズ:直径約63 ㎜ × 高さ約47 mm
    重量:各約28g
    紙箱入り
    *1つ1つ手作りのため、色合いや模様が画像とは若干異なります。

  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
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