kurokigoishiten

木工挽物職人 懐志製作 「楠(くす)」碁笥 本因坊型 超特大 ~43号碁石用 GK-KS43HB-SB501

¥32,000

税込み 送料計算済み チェックアウト時

木工挽物職人 懐志製作の「楠(くす)」碁笥 本因坊型 超特大 ~43号碁石用です。

楠(くす)は、日本を代表する広葉樹のひとつで、古来より家具や建築材、工芸品に広く用いられてきた素材です。
楠材は適度な硬さと軽さを兼ね備え、加工性に優れているため、木工職人にも愛されてきました。
楠材の特徴は、爽やかで独特な芳香と、明るく柔らかな木色、そして穏やかな木目の美しさです。
碁笥として仕立てると、自然な風合いと温かみが碁石をやさしく引き立て、落ち着いた雰囲気を演出します。
また、「楠」材は、防虫・防腐効果が高い「樟脳(しょうのう)」が採取できる木材ですので、清涼感のある独特の香りがします。

本因坊型ならではの端正で丸みを帯びたフォルムが、対局の場に格調を添えます。
時とともに深まる艶と風合いを、末永くお楽しみください。
*43号の碁石まで入ります。

◎「懐志」の碁笥製作の動画をご覧いただけます。
ぜひ、ご覧ください。


楠(くす)は日本を代表する広葉樹のひとつで、古くから家具や建築材、工芸品などに幅広く用いられてきた木材です。
樹齢を重ねた楠は大木に成長し、加工に適した良質な材を得られることから、多方面で重宝されてきました。

楠材の特徴は、まずその独特の芳香にあります。
楠(くすのき)の木から抽出される天然の結晶性芳香物質は、「樟脳(しょうのう)」として日本では古来より生活に深く関わってきました。
清涼感のある独特の香りを持ち、防虫・防腐効果が高いことから、仏壇の材料や衣装箱・箪笥に入れて着物や衣類を守るために用いられてきました。

木色は、やや緑掛かった濃い茶色で、碁笥に仕上げると落ち着きと温かみのある表情を見せます。
硬さと軽さのバランスが良く、加工性にも優れているため、家具や器、碁笥などの木工製品に適しています。

年月を経るごとに色艶が増し、香りはやわらぎながらも木肌の美しさが際立つため、長く愛用できる素材として高い人気を誇ります。

一般的な碁笥の丸い形は「安井型」という形ですが、実は本因坊型の方が歴史が古く安井型が登場するまではこちらが主流だったようです。
画像をご覧いただければわかりますが、本因坊型の形は竹のようにも見えます。
もちろん、一般的な安井型もいいですが、個性的・伝統的な本因坊型も根強い人気の碁笥です。
*画像をご確認ください。

寛政年間(1790年頃)創業の老舗
木工挽物の老舗「懐志」は、寛政年間(1790年頃)に創業。
創業当初は、挽物師としてお盆や皿などの食器を製作していましたが、その後、碁笥製作を依頼された事をきっかけに、碁笥専門の挽物師となりました。
「懐志」という言葉には、「代々受け継がれてきた技と、誠心誠意碁笥作りに励むことを忘れず、志高く己の懐にその思いを刻む」という思いが込められています。
現在は、碁笥作り一筋六十五年の四代目が、日々碁笥製作に精進されています。

四代目「懐志」の碁笥作りの真骨頂は、素材である「木」の美しさを最大限に引き出し、実用性と芸術性を兼ね備えた碁笥作りにあります。
一つ一つの素材と向き合い、指先と掌に伝わる感触を確かめながら、木材を碁笥へと生まれ変わらせていきます。
そして、その証が碁笥の底面に刻まれた「懐志」の刻印です。

碁笥作りの道具はすべて手作り。
必要な道具は、自身で鉄を鍛えてカスタマイズします。
*画像をご確認ください。

  • 木工挽物職人 懐志製作 「楠(くす)」碁笥 本因坊型 超特大 ~43号碁石用
    製品番号:GK-KS43HB-SB501
    適合碁石サイズ:36~43号碁石用
    サイズ:直径約153 mm × 高さ約115 mm
    重量:約0.77 kg
  • 日本国内一律1,000円、合計20,000円以上お買い上げで送料無料。
    日本国外への送料は実費をご負担ください。
天然の木材を使用しておりますので、小さなハブシやフシ、入り皮、小さなキズやヘコミ、色シミ、辺の小さな欠けなどの瑕疵がある場合がございます。
可能な限りテキストや画像でご案内しておりますが、表示されてない場合もございます事をご了承ください。

この製品を見た方におすすめ

最近閲覧したもの